日本3大競輪場

日本で一番人気のある競輪場とは、どこなのでしょうか?2020年5月時点で、日本には全国各地に計43か所の競輪場があります。同一都道府県内に複数あるケースもありますし、日本の競輪ファンの多さを伺える数ですね。本記事では、2019年度(2019年4月〜2020年3月)の車券総売上額が高い順に、人気の競輪場をランキング形式でご紹介します。

(参照記事:広報KEIRIN(2020年4月発行)

第3位 立川競輪場(東京)

立川競輪場の2019年度の総車券売上額は246億6796万5600円です。年間のレース開催日数は46日(平均は56日)であり、他会場に比べても少なめの開催日数でありながらも堂々3位の売上数を記録しています。おそらく、2019年年末に競輪最高峰のレースであるKEIRINグランプリが立川競輪場で開催されていることが売上額に貢献したと考えられます。KEIRINグランプリは、立川競輪場で産声をあげたレースです。

第2位 松戸競輪場(千葉)

松戸競輪場の2019年度の総車券売上額は312億2353万3100円です。関東有数の規模を誇る競輪場であり、千葉県松戸市という都心から比較的アクセスしやすい立地も人気の秘密でしょう。ミッドナイト開催やナイターも行われており、大変活気のある競輪場です。

2019年度は、5月に「日本選手権競輪(競輪ダービー)」が松戸競輪場で開催されました。

この「日本選手権競輪」は、毎年のように年間トップの売上を叩き出すレースであり、このレースのみでも2019年の売上は135億8168万5600円(KEIRIN.jpより)にものぼります(うち、松戸競輪場での売り上げは38億8393万6000円)。

1位 小倉競輪場(福岡)

2019年度の総車券売上額の堂々一位は、福岡の小倉競輪場です!地方でありながら、堂々の売上枚数ですね。意外に思われる方も多いのはないでしょうか?小倉競輪場の2019年度の総車券売上額は、397億4384万9200円で、2位の松戸競馬場に75億円もの大差をつけてのランクインです。 小倉競輪場は屋内型競輪場で、過ごしやすい環境です。ミッドナイト開催やナイターも行われています。小倉競輪場は、2019年度の開催日数も1位なので、その点を考慮すると売り上げ一位も自然な結果かもしれません。年間開催日数は140日で、全国唯一の3桁台を誇っています。